Kudryavka Niimiが適当に喋る感じのあれ。

ネットワークエンジニア見習いの日常系ブログです。鉄道や野球や漫画アニメとか、趣味関係の話が多めになる予定。

ルールとか、約束とか。それは、人として。

世間では小浜大統領の再選の話題が取り沙汰されてますが、気になったのは田中真紀子文科相のニュース。
 
事の発端はこうだ。
 
 

田中真紀子文科相が今月2日、2013年度に大学の新設を予定していた、秋田公立美術大、札幌保健医療大、岡崎女子大の新設を不認可とした。公私立大の設置認可を文科相に答申する大学設置・学校法人審議会は「新設を認める」としていたが、田中文科相の判断で覆し、3大学の来春の開学は不可能となる見通しとなった。

 田中大臣は記者会見で「大学設置認可の在り方を抜本的に見直す」と明言し、大学設置・学校法人審議会の見直しを進めると同時に、設置認可手続きを厳格化する考えを示した。文科省によると「見直しを先送りにしたまま、新設を認めることはできないと文科相が判断した」という。
 
これに対し、3大学は猛反発。大村愛知県知事は「裁量権逸脱、謝罪し撤回を」と述べ、大学や秋田市は法的手段を検討するなど、大きな騒動に。
 
5日、地元で反発が相次いでいることに関し藤村修官房長官は記者会見で、「専ら田中氏の判断だ。文科省に聞いてほしい」と述べ、首相官邸としては静観する姿勢を示した。
 
そして、昨日。

田中文科相閣議後の会見で、「今の大学設置認可の仕組みのもとでは新設を認めることはできないが、見直し後、新しいルールを作り、新たな基準に照らして改めて判断する」と述べ、年内にも改めて新設を認める可能性を示唆した。

田中文科相は事実上の軌道修正を図った形で、いったんは不認可とされた3大学は一転して、来春に開学できる可能性も出てきた。

会見で、田中文科相は「大学の乱立に歯止めをかけて教育の質を向上させたい。これが私の真意だ」とこれまでの主張を繰り返し、いったんは会見を打ち切ったが、すぐに「ちょっと誤解を与えたらしいので」と、補足説明として会見を再開。

3大学について「全部、不認可ということではない。年内にできれば一番いい、早めに結論を出したい」と述べ、改めて審査して、認可する可能性を示唆した。

また、「近く(新しい大学設置認可の)審議会を立ち上げ、新基準を設ける。3大学はこの基準に照らして審査する」と述べた。

 
結局今日のニュースでは、3大学側からの反発や訴訟リスクなどを考慮し、年内にも認可する方針を固め、3大学は一転して来春開学できる見通しとなった、とのこと。
 
 
つまり、現行のルールでは「セーフ」なのに、今後変えようと“思っているだけ”のルールに基づいて「アウト」にするという判断を下したのだ。それも独断で。
他の大臣は、「自分には関係ない」という逃げの姿勢のみ。
言った人もその仲間の人も、無責任が過ぎるんじゃあないでしょうか。
ルールって言葉、知ってます?
 
さらに、民主党に関するニュースをもう一つ。
 
 

民主党は7日までに、2009年衆院選マニフェストの総括や反省を盛り込んだ「マニフェスト重要政策説明用資料」の原案をまとめた。達成項目を強調する一方、実現できていない項目の謝罪を明記した。

マニフェストの財源確保」の項目では、16・8兆円の新たな財源確保について「歳入、歳出とも見通しが甘かった」と説明。子ども手当に関し「目標の月額2万6千円が実現できなかったのは、ねじれ国会だけが理由ではない。財源捻出策に無理があった」と認め、「真摯に反省し、おわびする」とした。

社会保障と税の一体改革では「政権交代時のマニフェストに消費税に関する記載はなかった」と謝罪。「政権を取れば財源は何とかなるという甘い見通しがあった」と明記した。

 
 
約束を守れませんでした。見通しが甘かったせいです。すみませんでした。
の1点張り。
約束をなんだと思ってるんでしょうか。
辞任する事が責任を取る事にはならないと思いますが、これほどまでに約束を守れない、モラルの欠片もない人たちに、この国を任せておけるでしょうか?
僕は、こんな友達がいたら速攻で縁を切ります。さよなら。
 
果たして、野田総理は約束通り、誠実に「近いうちに解散」するんでしょうか?
本人は「誠実です(キリッ)」とか言ってましたが。
聞いたことに答えろよ。
流石総理、論点をずらすのもお手の物ですね!全っ然上手くないですが!
 
というわけで、政治家としてという以前に人としてどうよ?という話でした。