Kudryavka Niimiが適当に喋る感じのあれ。

ネットワークエンジニア見習いの日常系ブログです。鉄道や野球や漫画アニメとか、趣味関係の話が多めになる予定。

悪いのは?

今朝、電車に乗ってたらテレビ番組の広告が貼ってありまして。
最近の電車内の広告には、連続ドラマでもない、特定の日に放送する、特定の一番組の一放送回だけの広告もあるんですね。流石に中吊り広告みたいな大きいものではなかったですが。
それで、そこに「いじめ問題を特集する」、みたいなことが書いてあったので、思うことを。
あくまで個人の見解ですので、気を悪くしないでくださいね。
 
いじめ問題、特にいじめ自殺についてですが、悪いのは誰でしょうか?
はい、1番は勿論いじめっ子です。
では、他に悪いのは?
加害者の保護者?教育機関?もちろん責任はあるでしょう。2番、3番を挙げるならこの辺りかもしれません。しかし。
加害側や教育機関だけですか?
 
いじめられていた子は、何にも悪くないですか?
その保護者は、全く悪くないですか? 
 
僕は、NOだと思います。
まず、いじめられている本人。教育機関以外には、頼れる人はいませんでしたか?逃げられませんでしたか?自分の身は自分で守れませんでしたか?
耐える、抗うことができないなら、逃げればいいんじゃないでしょうか。
自殺する以外の選択肢はある筈です。生きたいと思えば。
そして、保護者。自分の子供の異変に気づきませんでしたか?子供のこと、知ってましたか?
少なくとも、身近な頼れる大人になれていなかったのではないでしょうか。
まあ、保護者だからこそ本人は言いたくないこともあるでしょうが、子供をちゃんと見ていれば、違和感はあるんじゃないでしょうか?
 
また、教師が本人に大丈夫かと尋ねて、本人が大丈夫だと言っているのに追及したら、それはそれで、プライバシーの問題だ、とか、それが自殺に追い込んだ原因だ、となりかねません。
死人に口なし。自殺の理由は、遺書でもない限り葬られるわけです。
遺書だって、いじめっ子に書かされているかもしれません。
100%の真相は得られないのです。
大体、逃げ道を与えられたら逃げればいいじゃないですか。
道案内を拒否しておいて、迷子になったら道を教えてくれなかったからだ!と。
後出しじゃんけんにもほどがあります。
 
結局のところ、教育機関という一つの“悪役”を立てて、そこに怒りを全てぶつけているのではないかと思うのです。
加害側、教育機関は、当然責任があります。9割9分9厘、悪いのは加害側です。
しかし、被害側にも少なからず責任があるのではないでしょうか。
 
教育機関を責めるばかりというのは、なんだかなぁと思ったりするのです。